観劇記録

とよ唐亭が舞台になった!?見に行って感激の楽しいからあげ物語

福岡で愛される「とよ唐亭」がいかにして成功したのか。心揺さぶる実話を描いた舞台『繁盛店にはわけがある』が、2023年12月、ぽんプラザホールで特別上演されました。数千万円の借金から54店舗の唐揚げチェーンを築き上げた主人公の物語に、実際に観劇した筆者も「挑戦する勇気」を与えてもらいました。

この作品は、「とよ唐亭」社長の豊永憲司の不屈の精神と、家族をはじめとする周囲の人々への深い愛が、物語の中心です。
川口大樹による鮮やかな演出と、主演の土居祥平をはじめ、実力派キャストの圧倒的な演技が、ストーリーをさらに引き立てていました。この舞台を観ていて素晴らしいと感じた点は、なんといっても脚本演出です。なめらかなストーリー展開で、観る者を主人公の旅路へと引き込む「テンポの良さ」と「感情移入のしやすさ」に、思わず時間を忘れて没頭してしまいます。特に、クッキングシーンが魅力的で、時間の経過をミュージカルのように音楽で表現する演出は見どころの一つです。波瀾万丈の人生をともに体感し、結末まで一気に引き込んでいく舞台の魔法に、あなたもきっと魅了されるはずです。

「やってみらんとわからんめえもん」
主人公がよく口にする言葉が深く刻まれます。この舞台が伝えるメッセージは、きっとあらゆる挑戦への背中を押してくれることでしょう。『繁盛店にはわけがある』は、ただの楽しい劇ではありません。希望を失わずに前進し続けることの価値を教えてくれる作品です。人生を豊かに生きるエネルギー、前向きに挑み続ける勇気を、存分に受け取ることができました。

この「生きるエネルギー」を体験し、自分の人生の信念とは何かを問いたい方、前進する勇気を得たい方は、次回の上演をお見逃しなく。『繁盛店にはわけがある』は、あなたの人生に新たな一歩をもたらすこと、間違いなしです。ぜひ、この目で体感してみてくださいね。

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